こんばんは、唯一無二代表のゆにです。
前回までの、この季節には相応しくない暑苦しい記事を読んで頂きましたでしょうか?
大変恐縮ではありますが、寒くなってからと言わずにぜひご一読くださいね。
最初から関連しています。
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さてさて、本題ですがまずは和の心って「他人を想いやる」所から始まっているんですね。
【お洒落は自分のため、身だしなみは相手のため】
例えば飲食店のアルバイト。
私も多々経験ありますが、身だしなみにはうるさいですよね。
お洒落からの観点からだと、
「前髪を帽子にしまうなんて格好悪いし跡がつくから嫌だ。」と思うのですが
身だしなみの観点から言うと「前髪は後ろ髪に比べて抜けやすいので食べ物に髪の毛が入ってお客様が不快な思いをされない様に前髪をしまう」という理由があります。
和服の世界では更に奥深くその一つ一つに相手を思いやる心があります。
例えば「喪服の上には羽織物をする。」
これは移動中に関係のない人に「あぁあの人お葬式に行くんだ」とわからない様にする為です。
最近は電車の中に全身黒ずくめで明らかにお葬式前後の団体様がいらっしゃたりしますよね。
一緒に居合わせるとちょっと気分が下がりませんか?
なんだかお葬式の悲しい気分をお裾分けされてしまいますよね。。。
そんな気分にさせない為の周りへの配慮です。
私も最近まで知らなかった事で知って「思いやりの心が欠けていたな」と改めました。
喪服が和服であろうと洋服であろうと羽織物をする事は出来るので知らなかった方はぜひ取り入れてみて下さい。
それから「色」について、季節を気にした事はありますか?
素材感などももちろんありますが色でも相手に与える印象というのは異なります。
色が相手に与えるイメージは思っている以上に強く、ビジネスで色を取り入れる方もいらっしゃる程です。
日本の伝統色はとても美しく繊細で季節を様々表現しています。
襲の色目(かさねのいろめ)といって平安時代の宮中女性の十二単の表現に代表される季節を表す色の合わせ方があります。
夏の全23種類をご紹介します。
さて、何色読めるか数えてみてね!
1.卯花
うのはな
Unohana
2.蝦手(楓)
かえで
Kaede
3.若蝦手(若楓)
わかかえで
Wakakaede
4.杜若
かきつばた
Kakitubata
5.葵
あおい
Aoi 淡青
6.楝
おうち
Ouchi
7.蓬
よもぎ
Yomogi
8.百合
ゆり
Yuri
9.苗色
なえいろ
Naeiro
10.若苗
わかなえ
Wakanae
11.菖蒲
しょうぶ
Syoubu
12.破菖蒲
はしょうぶ
Hasyoubu
13.14.若菖蒲
わかしょうぶ
Wakasyoubu
※若菖蒲は2種類の合わせ方がある
15.根菖蒲
ねしょうぶ
Nesyoubu
16.菖蒲重
しょうぶがさね
Syoubugasane
17.薔薇
そうび
Soubi
18.橘
たちばな
Tatibana
19.花橘
はなたちばな
Hanatatibana
20.撫子
なでしこ
Nadesiko
21.唐撫子
からなでしこ
Karanadesiko
22.蝉の羽
せみのは
Seminoha
23.夏萩
なつはぎ
Natuhagi
正解数…
0〜5 和の入門生
6〜15 和心勉強中
16〜20 和のマイスター
21〜23 和の伝道師
どうでしたか?
知らない言葉もありましたよね!
そしてタイトルにもありました17.薔薇(そうび)バラ以外の読み方もあったなんて衝撃!!でした。
「いやいや、漢字検定じゃないんだし実際に色をみないとわからないよ」
そうですよね、仰る通りです。
という事で参考サイトを載せます。
和色大辞典はHTMLタグも載っているのでWEBやっているかたご活用ください♪
それからこれは私が友達に紹介してもらって興奮したアプリ↓↓
背景を変えられるのでそのシチュエーションに合わせた着物選びが出来たり小物の買い物の際に使えます。
ただただ色見本を見ているだけでも面白いです。
コーディネートをカードにしてトレードしたいですw
長くはなりましたが、色の話について要は特にこれからの暑い時に暑苦しい色での着こなしは相手を自然と不快にさせてしまうので思いやりや配慮にかけますよね。
着物では小物は夏用の物を、洋服も夏用のもので更に季節の色を意識してみるとまた面白いと思います。
ぜひ明日から「涼やか美人」意識してみてくださいな。
それでは本日はここまで。
日本の伝統と文化〜日本酒を楽しむ会を主宰しています。
各地の創業数百年の蔵元を招いて不定期開催しています。
是非、いらしてください。