ついに見つけた!
これが私の辿り着きたかった所だー!!!
もう見つけた瞬間は運命の人と出逢ったくらいのテンションでしたね。
知っている人は知っているけど、まだまだ認知度は少ない結び方☆
今までお太鼓でつまづいていた人も、
浴衣しか着れない人もこれさえ知れば着物が着れます!
その帯結びの動画はコチラ
⇒NO帯揚げ帯締め帯枕!道具を一切使わない名古屋帯だけでの結び方
なんだ早く教えてよー!!
見た目は角出しと同じですがタイトルに有る様に、
帯揚げ、帯締め、帯枕を使いません。
今までさんざん着物を着るのに必要だと思っていたこれらのものは飾りでしかなかったのです。
なのでその分地味にはなります。
それらは必須アイテムではなくお洒落の一部だと考えるのが良いのかなと思います。
なんだか肩の力が抜けてホっとした感じです。
この結び方は私が考えた訳ではなく、時代劇によく出てくる町娘がやっている結び方との事。
新しい物を生み出さずとも、原点に返れば良かったんですよね。
私がいつも参考にしているのは浮世絵とか過去の資料だったりするのですが、
それに描かれている帯結びはいつもだらーんとゆるゆるでどんな結び方をしているのかずっと不思議でした。
ほら、こんなのとか色々ある。
着物の時代は町がこんなに彩り鮮やかだったのかと、叶う事なら一度当時の町を見てみたいですね。
まだ他にも有るんじゃないのかなと思っています。
今回見つけた結び方の名前は「姉さん結び、本角だし」などの言い方がある様です。
写真での説明はあったのですが、動画が無かったので作りましたー☆
ぜひぜひ、今後の参考にして頂ければと思います。
使用する帯はお太鼓柄ではなくて上下関係ない柄のものが良いと思います。
だって「お太鼓柄」っていう名前ですしねw
また、短くて今まで結べなかったものでも
この結び方なら出来ますので活用して頂ければと思います。
益々普段着物の幅が広がりますね!!
どうぞご覧下さい☆
⇒NO帯揚げ帯締め帯枕!道具を一切使わない名古屋帯だけでの結び方
【姉さん結び】
①手を腕の長さより少し短めに取り、胴に一巻き、もしくはそのまま結び始める
②手とたれ両方を半分に折り(たれの部分は少し長めに)たれを上にして1回結ぶ(全部引き抜かない)
③手先と同じ長さ迄たれを引き抜いたら、結び目を縦にする様にして緩まない様に締め上げる
④上になっている方(手先じゃない方)の幅を広げて
内側に斜め上に折り上げる
⑤手先を④で出来た穴に半分の幅の状態で通す(貝の口を作るイメージ)
⑥出た手先の部分を、広げ、形を整える
⑦たれの部分を広げて柄を出したい方を下に向ける
⑧たれの端を上から下に引き抜く。
その時に両端が少し出ているのを確認する。
⑨必要であれば上から下にもう一巻きしてたれを少し出す。
⑩上の部分と左右の耳を整えて、後ろに回したら
☆完成☆
これ、いいですね。
簡単で、気張らずに出来そうで、へたなお太鼓結びより、和服姿がきれいに決まると思います。粋ですね。