青森に移住して最初のお仕事&家族行事は稲刈りから始まりました!!
私の母親の実家は農家でお米は買った事が無いお家でしたが
お手伝いした事は無かったので稲刈りは初経験。
今回は秋の収穫から「稲刈り、脱穀、精米」までの一連のお米の流れをレポートします。
※精米の部分の記載に誤りがありましたので、2017年6月20日に修正しました。
【田舎生活】家族でお米作り〜稲刈り、脱穀、精米〜
家族でお米作り 9月の稲刈り
稲刈りStep1「稲を束ねる」
9月の中旬の晴天。おじいちゃんの一声で家族行事の稲刈りは週末に開催されます。
我が家は男性と女性で役割が違います。
男性チームは機械を使って、稲をかり、女性チームがまとめた稲を車に積みます。
女性チームの私とお母さんは、機械が自動的にまとめた束を更に縄でまとめます。
敷いた縄の上に、藁の結び目を避ける様にして「3・3・2」と藁を積みます。
藁の上に乗っかる様にして体重をかけ、ギュッと縄を縛ります。
2回くるくると交差させ、一方を縄の間に挟み込みます。取れなければ大丈夫です。
稲刈りStep2「稲を干す」
束をトラックに乗せて、近くの日当たりと風通しの良い稲を干すエリアに移動します。
稲の干し方も色々ありますが、我が家は段にした棒に稲を半分に割って引っ掛けます。
後は、稲の乾燥を待つのみです。次の作業は10月半ばの脱穀に移ります。
行程は単純で、想像以上の重労働だけれども、
疲れるというよりはまるでスポーツの様!心地いい汗を久しぶりにかきました!
家族でお米作り 10月の脱穀
脱穀Step1「機械に稲を入れる」
脱穀の男性チームはひたすらに機械に乾燥した稲を入れて、籾殻の付いたお米の部分と
藁とに分ける作業です。ここは文明の力に頼ってサクサクと進みます。
こんなに沢山!!お米が黄金のお宝の山に見えます^^
我が家は基本自分たちで食べる分だけを作っています。
脱穀Step2「藁を束ねる」
今回も女性チームは藁を束ねます。脱穀し終わったもみの取れた藁を束ねます。
今回は互い違いに「4・4・3」と重ねて余った藁の紐で結びます。
膝でしっかりと藁を潰して空気を抜ききったら、
2回くるくる交差させて、片方をはさみ込みます。案外押し込む際に親指の力を使います。
お母さんの半分も出来なかった気がするけど…
これで脱穀も終了して美味しいお米が食べられます☆
因みにこの藁は畜産農家さんに、冬の間の牛のえさとして買い取ってもらうそうです。
また、さらに機械から出た藁のかすは堆肥としても使えます◎
稲はお米の部分だけじゃなくて全部何かに活用されます。
自然のものはちゃんと循環するんですね^^
家族でお米作り 11月の精米
精米に季節は特に関係ないのですが、たまたまお米が無くなって10月に取れたばかりの
11月に精米して来たので合わせてレポートします。初のコイン精米機にチャレンジ!
今回はヤンマーのコイン精米機を試してみます。コイン精米機を体験するまでは
田舎でこの機械を見かけるたびに「ここでお米売ってるのかな?」と思っていましたw
精米Step1「硬貨とお米を投入」
コイン精米機にコインを投入した後、
左側の「お米入り口」から、まだ籾殻の付いたお米を投入します。
※こちらの機械は10kgにつき、100円です。
※機械によってはおつりが出なかったり、お札が入らない所もあるそうなので
精米には100円硬貨が必須です!!
「もみ」か「玄米」かの選択では持って来たお米が籾なのか玄米なのかという事です。
この時、私たちは間違えてしばらく苦しめられる事になりましたw
精米Step2「お米の仕上がりを選択」
機械によって玄米対応可や、ぬかをどの程度残せるのかも選べるみたいです。
今回は「玄米 三分」を選択して、スタート!!
→(本来は、「もみ、三分」を選択しなければいけませんでした。)
精米Step3「出来たお米を袋に移す」
どんどん左に投入したお米が減っていって右の出口の箱に溜まっていきます。
ある程度溜まったら、足元のレバーを踏んで、袋にジャーっと入れ替えます。
わお!!これが玄米?!と思ったら、籾殻が取りきれていないお米が結構ある事が判明。(自分達の選択ミスw)
若干細かい藁のかすも混じっています。精米機によって、精米の精度が全然違うそうなので
また今度別の機械も試してみたいと思います。
(後日別の機械ではありますが、「籾、七分」を選択したら綺麗に精米されました。)
精米をすると、35kgくらいあったお米が一気に10kg近く軽くなります!
精米Step4「おまけに米ぬかもGET」
最後に、隣の米ぬか部屋で堆肥や美容に使える米ぬかをGETして完了です◎
※私は洗髪や、洗顔に使っています。米ぬかは美白&ピーリング効果もあって良いですよ♪
米ぬか部屋に入る時は、壁全面に米ぬかが付いているのでうっかり付かない様に注意。
以上!!家族でお米作り〜稲刈り、脱穀、精米〜でした。
また春の田植えも楽しみです♪まだまだついて行くだけで精一杯ですが、
大地や自然と向き合う事は大変だけれど楽しいです!!
田舎生活レポート今後もどうぞお楽しみに☆