あなたが着物を着たいと思った時、まずは着付け教室を探し始めますよね?
様々なお教室がありますが、一般的に3ヶ月を1区切りとしている所が多いと思います。
ですが、周囲の着物を着ている人達にどのくらいの期間で習得したのかを
聞いてみると、最短の3ヶ月で習得出来たのは一部の人で
それ以上の期間通っている人がほとんどだと言う事がわかります。
そう着付け教室はほとんどの場合3ヶ月では卒業出来ないのです!!
それではなぜ3ヶ月では卒業する事が出来ないのでしょうか。
理由は大きく分けて生徒側と講師側とで分かれ、今回はその内の3つをご紹介します。
実際に通い始めた時の現実的なパターンを知っておく事で、
計画的に予定を立てるのにお役立て頂ければ幸いです。
着付け教室いつまで通う?!着付け教室に3ヶ月以上通う本当の理由
まずは、通っている生徒側の目線でその理由2つを見てみましょう。
着付け教室いつまで通う?!本当の理由その①「お稽古は優先順位が低い予定」
絶対にこの日までに着物を着なければいけない!
そんな理由が無い限りは、仕事や友達との予定が入れば優先して
着付けのレッスンは後回しにしてしまうでしょう。
いつでも出来ると思ったらそれに甘えて先延ばしになってしまうのが人間の心理です。
最近の着付け教室は実に親切です。キャンセルしても振替が無料だったり
授業自体が無料やワンコインとお得なので「来週にすれば大丈夫」と甘えてしまいます。
そして先延ばしにした所で何も痛手はありません。
しかしながらそうなる事で、次の理由にも繋がる訳です。
着付け教室いつまで通う?!本当の理由その②「毎回復習で終わってしまう」
時間が空けば空く程、前回の授業と手順を忘れています。
最短の3ヶ月でも授業は大抵週に1回なので次の授業までに6日間空きます。
1回休むと13日間空いてしまうので思い出すのに時間がかかって当然です。
毎回新しい事をやれば、その分次に思い出さなければいけない事が増えるので
気付けばいつも、思い出す事だけで精一杯になっています。
何度も思い出すよりも、覚えている内に何度も手で慣れさせる。
後者の方が圧倒的に早く身に付きます!
着付け教室いつまで通う?!本当の理由その③「本当は長く居て欲しい」
最後3つ目は衝撃の事実ですが、これは着付け教室側の理由です。
「なんでお金にもならないのに長く居て欲しいの?」
と疑問に思うかもしれませんが、裏を返せば「何か買う迄は居て欲しい。」と言う事。
着物の販売会などで決して安くは無い買い物をする時には
そのお品がいいものである事はもちろんですが、それ以上に人間関係が重要です。
時間や会う回数が増えれば、自然と人間関係も深くなっています。
そして通っている本人は「長々と居続けて悪いな。」とか
「キャンセルしたり変更してもらっていて借りがあるな。」と自然と思い始めます。
それによって、最初は買わずにいた着物も何度か見ているうちに欲しくなって来て
信頼する先生の後押しもあり卒業する頃には金額は異なれど何かしら購入に至る訳です。
それが実はお教室側のビジネス戦略だったという訳なのです。
もちろん良い着物を適正な値段で販売する事や、お教室もお金がないと運営出来ないので
これは当たり前で普通のお教室の運営方法です。
着付け教室いつまで通う?!まとめ「タイムリミットを自分で決める」
全てのお教室に当てはまる訳ではありませんが、
本当はサクッと着物を着れる様になって着物で遊びに出掛けたり、
着こなしてお洒落の幅を広げたいと、卒業後の未来を描いている生徒側と
着物を着て欲しいと言いながらも、本当は着物を買ってもらう為に
長く通い続ける事を望んでいる教室側との意識の違いに気がつきます。
あくまでも通っているのは自分の意志なので、しっかりと目標を立てて
目的を明確にいつまでに着れる様になる!とある程度は期限を決めて集中して
通うのが誘惑に負けたり流されないポイントだと思いますよ◎
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という方、その日のうちに何も持っていなくても始められますので参考にしてみてください。