初めて古着の着物をお店で買う時は、わからない事だらけ。
大抵優しい店員さんが丁寧に教えてくれますがある程度知識があると、
こちらからの希望も言えるので安心ですよね。
基本的な事柄を書いておきますので古着の着物を買う時の参考にしてください。
これで安心♪古着の着物の買い方
古着の着物の買い方チェックポイント①「サイズ」
店頭でのサイズ表記は洋服とは違い、身丈(みたけ)、裄丈(ゆきたけ)が書いてあります。
自分のサイズを事前に測っておきましょう!
- 身丈(みたけ)…女性の場合は身長=身丈。(-10cm位迄ならOK) 男性の場合は首の後ろの骨からかかとまで。(-5cm位迄ならOK)大体身長-30cmくらいです。※女性でもお端折無しで、対丈(ついたけ)で着たい場合には男性の方を参考にして下さい。
- 裄丈(ゆきたけ)…首の後ろの骨から、肩を通って手首迄。
古着の着物の買い方チェックポイント②「素材」
- 絹…絹と一口に言っても手触りや見た目は様々です。基本的には専門店でのクリーニングになるので最初は管理が難しいかもしれません。柄が汚れの目立たない様なものであれば洗濯せずとも長く着れます。
- ウール…女性物のウールは古着では珍しく、男性物のウール素材は割りと見かけます。動物性の繊維は虫食いに注意ですが、普段着使いにはピッタリです。
- 綿…割りと最近の物でお洒落なプリント柄の綿の着物を見かけます。シワになり易いですが、自宅で洗濯やアイロンも気兼ねなく出来ますし、管理も楽なので初心者には安心の洋服感覚で着れる着物ですね。
- 麻…今では麻の方が高級品で麻100%の着物は滅多に無いので大抵綿と混ざって綿麻生地である事が多いです。汗をかいても肌に張り付かず、夏にピッタリの着心地の良さです。この硬さに好みは分かれますが、洗濯しても型くずれしないし、とっても丈夫で普段着としては楽で扱い易いです。
- ポリエステル…新品でも安価に変えて、洗濯も出来るし管理も楽です。ただし寿命は自然繊維に比べると短いので、自分だけが着倒して楽しむという目的での購入がオススメ。
古着の着物の買い方チェックポイント③「シミ、ほつれ」
シミに関しては、裾のほうや着た時に目につかない場所にあれば許容範囲かと思います。
例えばお端折で折れる位置、帯を締める位置、左前の位置(向かって左側、着て右側)
ほつれは程度によりますが自分で直せそうなお値打ち品であれば買うのも有りですね。
ただ、生地がもう痛んでいて劣化によるほつれの場合はもう着物自体の寿命が短いので
止めておいた方が良いでしょう。
古着の着物の買い方チェックポイント④「洗濯、管理」
普段着の着物として実は使い易いのが単衣の着物や絹以外の着物です。
なぜならば自宅で洗濯出来るから!
ただ、一般的には単衣は6.9月頃に着る着物と言われているので売っている期間が短いです。
また、冬場に着ている正絹の着物は私はクリーニングに出した事が未だにありません笑
着たその日はすぐにしまわずに干して、湿気を取り衿の皮脂汚れやうっかり何かを
こぼして汚した部分汚れはベンジンで落とせば下着類はその都度洗濯しているので、
それ以外汚れる事はほとんどありません。そう考えると絹の着物でも管理は簡単です。
ただ正絹の着物は元々が毎日着る普段着用として作られていないのもあり、
何度も着るとほつれを直す頻度が多いです。
着物との出逢いも一期一会
それが普段着用かどうかと言うよりも、自分と縁があった着物との関係性、買った後に
どうやって、どこに、何をして出掛けようかと考えてとにかく着る事が大切ですね。
自由に気軽に普段着としてまずは古着の着物から、ご購入の際に参考になれば幸いです。
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楽しい発想と着方良いですね!
洋裁を40年、着物リメイクを20年しております!
一度も宣伝してないので、私もやってみようと思いました!
着物を着ることも大好きです。
着物からの和のドレスやコートなど素敵ですから、よく着ます!