こんばんは!唯一無二代表のゆにです。
夏真っ盛り。
連日30度超えの日々が続いていますが夏満喫していますか?
花火、お祭り、海、山、BBQなど楽しい事盛りだくさんですよね。
また、夏は浴衣の人が多く居て目にも美しい季節ですね。
それで先日夏着物でお食事に行った時に店員さんに
「今日は花火大会だったんですか?」と言われて思いました。
(普通は和服というだけで浴衣と着物は同じなんだな)と。
みなさんは着物の人に「今日花火大会だったんですか?」と誤って聞いて欲しくないので
•何が違うのか
•どこで見分けたら良いのか
を今日はお伝えします。
※女性ものについてです。
確かにこう見ると同じですね^^;
着物には様々種類があって、素材によって着ていく場所も分けられていてランク分けされています。
※細かく分かれているので浴衣以外については後々お伝えしますね。
その中で夏の普段着が浴衣です。
旅館にお風呂上がりに着る浴衣がありますが浴衣の歴史は(お風呂上がり)部屋着から始まっています。
「じゃあ今着ている浴衣って部屋着なの?!」というとそうゆう訳ではなく。
現在販売されているお祭りなどに着ていく色とりどりな浴衣は
外出用に考えられて進化した形で作られているのでもちろん立派なお出かけ着です。
ほら、ジーンズも元々は消防士さんの制服だったけど一般の人に普及しましたよね。
そんな感じです。
さて、それでは着物とどう違うの?という所。
着物のランク付けや着用場所に関係しているのは「素材、染色法法、色柄」です。
浴衣の素材は元々は木綿や麻です。
最近では化学繊維(化繊:ナイロン、レーヨン、ポリエステルなど)が普及しているのでそれらと混ぜて作られたりもしています。
一方夏着物の素材は「絽、麻、紗」が主です。
正直素材で見分けるなんてそれこそ難易度高いですよね。。。
もっと簡単に見分ける方法があります!
今回はサクっと3つをピックアップ。
1、履物
普通浴衣には裸足に下駄。着物には足袋に草履です。
なので裸足なら浴衣、足袋なら着物。
これなら簡単ですね♪
2、帯の結び方
浴衣は半幅帯という細めの帯で結び方は様々ですが基本リボンの形が多いです。
着物は太い一般的な帯でお太鼓が多いです。
3、襟
浴衣は中に下着のみなので襟は浴衣の襟しかありません。
着物は下に長襦袢を着ているのでその半襟が見えます。
こんな感じ。(上が着物と半襟、下が浴衣の襟)
他にもポイントはありますがわかりやすいのはこんなところです。
これで明日から和服姿の人を見る目が少し変わりそうですね。
ただ、最近はこれをミックスした装いも増えているので一概には言えません。
また、男性ものは着方がほとんど同じなのでより見分けるのが難しいです。
逆に言えば着るのに浴衣と着物はほとんど変わらないので
男性こそぜひ浴衣→着物へ今シーズンはチャレンジして欲しいですね。
そうやって徐々に浴衣から着物へチャレンジするのが良いのかなと思います。
ぜひこの夏は沢山浴衣でお洒落を楽しんでくださいね。
因みに私は今年は浴衣に襟芯と帯締めを取り入れるのがマイブームです。
そういったセットでも最近は売っているみたいですし^^
それではまた。
追伸:Youtube先日から始まりましたのでまだ見ていない方はぜひご覧下さいね^^
着物とは話はずれますが、ジーンズが消防士の制服から広まった衣服と、言う記述は間違いです。ジーンズが消防士の制服だった事があった事はあるかもわかりませんがーその事はジーンズの歴史には無関係だと思います。最初は丈夫な作業着として、農夫、坑夫、カウボウイ等に広がったのが最初です。