以外と知らない、着物にも合う便利で歩きやすいあの履物!
さて突然ですが、質問です。着物を着るときの履物と言ったら何がありますか?
恐らく出て来るのは、草履、下駄。男性だと、雪駄くらいじゃないでしょうか。
ではこの履物はなんでしょう?
[ヒント]・海外でも「This is Ninja shoes」と、特にヨーロッパでも流行っている履物
・ガテン系の職人さんが現場仕事の時によく履いている履物
(チッチッチッチッ…)
そう、答えは「地下足袋」です!
私も普段着の着物には歩きやすい履物なので使っています♪
ちなみにこちらは、白の地下足袋にデコパージュして作ったオリジナルです。
デコパージュは、白足袋にも応用出来るので古くなったものや、お洒落にしたい時には
簡単でオススメですよ。→【デコ足袋についての記事】
地下足袋とは着物界のスニーカーやー(彦摩呂風)
その他の履物も靴のジャンルに例えると
- 草履=革靴、パンプス(ちょっとフォーマルという意味)
- 雪駄=デッキシューズ、ミュール(お洒落だけど普段履きという意味)
- 下駄=サンダル(カジュアルな履物という意味)
と言った所ではないでしょうか。
着物に合わせる履物としてのイメージが無い地下足袋ですが、
歩きやすい履物として最近はお洒落な物も沢山出来ています。
中でも有名なのは「SOU・SOU」さん。
鮮やかな色柄で、洋服でも楽しめる地下足袋のラインナップに
見ているだけでも楽しめます。そして地下足袋以外にも面白い服とか小物が沢山あります!
普通の地下足袋はどこで売っているの?
お祭り用品を扱っているお店や男性で紺色をお探しでしたらワークマンとか寅一とかの
作業用品店に行くと作業着・履物コーナーで980円とか格安で見つかります!
私は歩きやすい履物系はよく浅草に買いに行きます。
駅近だと観光客向けのお店が多くて、値段の割にはあまり品質が良くないので
少し駅から離れた所の方が良いものを扱っている印象です。
中でも、地下足袋なら浅草「永沢屋祭店」さんがオススメ!
ここの地下足袋はゴム底の部分が他の安物とは違います。
値段は同じ位なのにゴム底がしっかりしているので疲れにくいし滑りにくい。
種類は色々あるので自分にあったのを探してみましょう!
永沢屋さんでは試着もさせてくれますよ^^
歩きやすい履物に地下足袋を選ぶなら
いざ、地下足袋デビュー!買う時のポイント
- 色…白と紺色の2色です(柄足袋を除く)。男性着物に合わせるなら紺色。女性の着物に合わせるなら白が着物との相性がいいです。ただし、白はやはり汚れが目立ちます。多少は色がくすんで来た方が特に古着の着物と合わせるなら合います。紺色は色がきついので買う際は必ず合わせたい着物を着て試着して全身のバランスを見る様にしましょう。
- こはぜ…基本5,7,12枚を置いている所が多いです。専門的な所ではもっと種類はあります。こはぜが多いと履きにくいけど、密着感は高まります。少ないと履きやすいです。私は5枚を愛用しています。好みで良いと思います。
- 底の種類…お店によって良い方など多少違ったりしますが、(厚底)足袋 、クッション足袋 、エアー足袋 とあります。 底の作りと厚さが違ってこの中で言うならエアーが一番厚くて疲れにくい感じです。 本当に山登りとかアクティブシーンに使うのならエアーかなと思うのですが、日常履きには真ん中のクッション足袋が適度に疲れにくくて歩きやすく、程よい地面とのフィット感があるので私はオススメです。エアーは見た目にもちょっとゴツい感じがします。どんな場面で履くのか、ライフスタイルなどに合わせてお好きな物を選んでください。
まだまだ着物に地下足袋人口は少ないので、普段着の着物のパートナーに歩きやすい履物として地下足袋を選んでみてはどうでしょうか^^
きっと快適な着物生活のお供になりますよ♪