着物って結婚式や、成人式の特別な行事の時にだけ着るものじゃないの？

いいえ、着物にも洋服と同じ様に礼装(フォーマル)から普段着(カジュアル)まで様々あるんです！

普段着としての着物はファッションとして自由に楽しんで欲しい！

だけど初心者には見た目が同じだから分かりにくい…

という事で、改めて普段着の着物とは何なのかをまとめました。

普段着の着物って何？

ざっくりと、着物について知らなくてもわかり易い表現で分けました。

一部例外もありますが大体こんな感じです。

普段着の着物と礼装の着物の違い

TPOの使い分けは着物も洋服も同じです。

洋服で行くのにルールがある場面では、着物なら何でも良い訳ではなくルールがあります。

その例が冠婚葬祭やドレスコードのあるパーティーなどです。

その場合はまずは、主催者に着物を着ても良いのかの確認と着て行くものに関しては、

専門家に相談しましょう。

ドレスを着物に置き換えると、背中や肩のあたりに紋が入っていたり、袖が長かったり

裾と肩に部分的に柄が入っているものです。一つでも当てはまればそうです。

普段着を着物に置き換えると、全体的に同じパターンの柄が入っているものです。

更に、普段着の着物の中にも素材によってTシャツ&ジーンズレベルの物と

ちょっとしたお出掛け着のワンピースレベルのものがあります。

Tシャツ&ジーンズを着物に置き換えると、ウールや木綿や化繊、夏は浴衣です。

ワンピースを着物に置き換えると、絹素材のものです。

単純にウールや木綿や化繊、浴衣は家でじゃぶじゃぶ洗えます。

絹素材の物は家で洗えるものもありますが基本は縮んでしまうのでクリーニングです。

大切なワンピースはお洒落着洗いしたり、クリーニングに出すので同じですよね。

普段着で行く様な場で着物を見分けられる人がいる事が少ないので

着物＝ドレスと、認識されて勘違いされる事があります。

だけど最初に「これは普段着の着物だから」と断れば段々慣れてくれます。

普通じゃない目線と、特別扱い、いちいち説明するのが面倒と感じる人もいる様です。

それを逆にメリットだと思えば、

こんなに素晴らしいコミュニケーションツールは無いと思います。

人の目を気にせず自分と着物を楽しみましょう♪

普段着に着物生活。最初は戸惑いや、人の目が気になるかもしれません。

ただ、恐らく再び日常的に着物が着られる日はやってくるでしょう。

着物が普段着として認識されてから着始めるのか、今から日常に着物を取り入れるのか。

今普段着じゃないからこそ、また年齢的にも早いタイミングで

着物を着る事のメリットは多くあります。全ての物事は捉え方次第♪

着物を普段着として日常に取り入れる事でこれまでの毎日に彩りが添えてみませんか。