自然と共に生きる。持続可能な生活に向けて、この春から取り組む
わが家のトイレ計画を立ててみました。
まだ実行前なので、実際に建てて使用した先に改善点が出てくると思います。
まずは現状の理想プランです。今回のこの先はご理解のある方のみご覧ください。
パーマカルチャーなどに興味のある方のみご覧ください
【持続可能な生活】わが家の堆肥トイレ計画
わが家の堆肥トイレ計画〜発想の始まり〜
私たちの畑には現在トイレが無く、自分達の分はともかくお客さんや友人が来た際
トイレが無いと困るという事で色々と方法を調べると、まずはコンポストトイレ
という王道のパーマカルチャーアイテムにたどり着きました。
最初は臭いや清潔感に不安があったものの、特に外国のコンポストトイレ例を見ると
お洒落な物も多く、徐々にポジティブなイメージに変わりました。
しかしなんだか仕組みがちょっと面倒でうーんと思う部分もあり悶々としていた頃
とある1冊に本に出逢い、ふとひらめいたんです。
そうだ「コンポストトイレ×のぐそ」で最高のわが家トイレになるのではと!
わが家のトイレはうんちとおしっこを場所ごと分けます。
そしてそれぞれが堆肥になる様に計画しました。
わが家の堆肥トイレ計画〜うんちの場合〜
ずばり、堆肥にするうんちは直接土に埋めてしまおう。という作戦です。
使用するアイテムは大きく3つ。
①移動式の小屋…コンポストトイレの小屋を参考に床を抜いて、すっぽり土の上に刺さる様なコンパクトな安心空間を作ります。
②差し込み便座…土を有る程度掘ったら、ダイレクトにこの便座を差し込みますので実際はもう少し高さが必要かと。
③実践セット…これは完全に土に還るのぐそ発想でトイレットペーパーは使用せず、葉っぱを使います。※のちに紹介する本参照
それから、使用後の上に被せる土や米ぬかなどと、ウォシュレット代わりの霧吹き。
【使用イメージ】
ある程度広い場所が必要ですが、使い方は至ってシンプル。
トイレのエリアを決めたら、①〜③をセットして2〜3日でした場所を埋めて
少しずつ移動します。約1ヶ月で最初の場所には完熟堆肥が出来ています。
液体が混ざっても土が吸収してくれるので下痢の日も安心ですね。(たぶん)
わが家の堆肥トイレ計画〜おしっこの場合〜
おしっこ液肥はうんちとは別の場所でおしっこ専用のエリアになります。
実はこのおしっこ液肥の仕組みの方が考えました。
正直、別に野ションで良くないかと思ったりしたのですが生活の全てを無駄無く
使いたいとの事で。おしっこをそのままかけると植物を枯らしますが
おしっこ液肥にすると窒素が多く植物にとっても有益になります。
仕組みはシンプルですが、土地が有るから出来る結構大掛かりな計画です。
わが家は図の様に土地に段差がついているので階段状に下に流れて行く計画です。
仕組みは単純で、「して」「溜めて」「余った分は流す。」
そして、おしっこをする場所の計画です。
スペースに仕切りを付けて、男女に分かれています。間に流す溝が有り、
真ん中に雨水を溜めたタンクを置いておき、したら同量の水を流します。
わが家の堆肥トイレ計画〜参考書〜
実際にやってみないと何とも言えないので、また作って実行したら改善して
これからやってみたいと考える人の参考になるようにまとめますね^^
今回はまず計画段階ですが、アウトプットしてみました。
そして最初にお話した様に、とある1冊に出逢い今回のわが家の堆肥トイレ計画を
思いつきました。その本というのがこちら「葉っぱのぐそをはじめよう/伊沢正名」
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(リンク先はAmazonです。)
最近出たばかりなので中古でもまだあまり安くありませんが、この本オススメです。
書いてあるのはのぐそについてで、半分くらいは葉っぱ図鑑になっています。
だけどその考え方にはパーマカルチャー思想とリンクする点も有り、
ここまでずっと継続して事を続けている人だから言えるお話が詰まっています。
ストイック過ぎて、全部はマネ出来ないけどここまで特化していると爽快です。
それではまた、近々畑についても計画公開したいと思います。