【ブログ】面倒臭がり屋の私が不便な田舎暮らしを選んだ理由

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都会生活29年目にして、不便な田舎暮らしを選んだのは単に都会に飽きたからじゃない。

自分自身の可能性が見いだせなくなったからだ。

田舎暮らしを始める前は、老後にのんびり田舎も良いな。なんて思っていたけれど、

若いうちからの田舎暮らしだからこそ何も無い田舎に「生き甲斐」がある。

【ブログ】面倒臭がり屋の私が、不便な田舎暮らしを選んだ理由

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田舎暮らしの不便さ

田舎暮らしは皆さんのご想像通り、まぎれも無く不便です。

  • 車が無ければ移動出来ない
  • 買い物に出かけるにもいちいち遠い
  • 娯楽が無い

などなど、不便さについてはあげたらキリがありません。

一方都会の便利さと言ったらどうでしょうか。

  • 車が無くても電車でどこでもアクセス抜群
  • 買い物したくなったらいつでも何でも揃っている
  • 遊ぶのに困らない

などなど、都会の便利さについてもあげたらキリがありません。

そう、都会は便利で田舎は不便。

だけれど、私は気付いてしまったんです。「便利さは人の成長を妨げる」って事に。

便利になる事で良くなっているのは「身の回りの環境」で「自分自身」じゃない。

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  • 交通手段が発達したり、何でも「自動」になる事で人は「自ら動かなくなる」
  • いつでも何でも「買える」事で、欲しい物を自ら「生み出す努力」をしなくなる

便利になる事で人は何かを自分ではしなくなる。

便利の裏に隠された、不便に対応出来なくなっている人間の無力さに気付いたのは

田舎暮らしを始めてからでした。

不便な田舎暮らしが教えてくれた事

私は本当に面倒臭がり屋です。何でも効率重視で「無駄」な事が嫌いです。

シンプルな田舎暮らしは生活のほとんどが循環していて無駄が無い事を知りました。

例えばちょうど今は冬なので、冬の暖の取り方についてを例に上げてみます。

  1. 秋に周辺の枯れ葉や枯れ木のお掃除をします。
  2. その枯れ木が薪ストーブや囲炉裏の熱源になり、
  3. そこで出来た炭がこたつを暖めてくれます。(行火・番屋ゴタツ)
  4. そしてその灰が春の畑の肥料になります。

全ての作業は何かに繋がっているので無駄が無く、

しかも自然がタダ同然で提供してくれるのでお金も使いません。

もしも都会の循環しない暮らしをしていたとしたら、

  1. 枯れ葉や枯れ木をお掃除したら、買ったゴミ袋に入れて業者に回収してもらう。
  2. 冬の暖房は電気を使い、電気代を払って暖房を賄う。
  3. 家庭菜園の肥料はホームセンターで石灰などを購入する。

確かに便利で労力は少ないかもしれないけれど、それぞれにお金を支払って

別々の独立した作業は何とも効率が悪い様に思えます。

また、それらを手に入れる為のお金は別の仕事で稼がなければいけないと考えると

目の前ちょっとした手間を遠ざける事は生活を複雑にしている様にも思えます。

面倒臭がり屋の私が、不便な田舎暮らしを選んだたった1つの理由

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不便な田舎暮らしは一見すると、いちいち面倒くさそうだけれど実際にやってみると

無駄無く効率の良い暮らしだったと言う事がわかりました。

面倒臭がり屋だからこそ、田舎暮らしは快適です。

ただ、初めての土地で初めての暮らしは慣れない事ばかりで面倒臭い(笑)

だけどそんな面倒臭いを乗り越える事は、自己成長になるって気付いたんです。

もしも「田舎暮らしは面倒臭くないですか?」って聞かれたら

「はい、面倒くさいです。」って答えると思う。

便利で豊かな生活は、何でも人やロボット任せで何も出来ない自分になっちゃうけれど

面倒臭いこの生活は、これまで出来なかった事が少しずつ出来る様になるから面白い。

周辺環境を便利にして向上させるのではなくて、自分自身を向上させたい。

だから「面倒臭い事」が、私は好きです。

だからこの面倒臭くて不便な田舎暮らしが、私は大好きです。

これが私の、田舎暮らしを選ぶ理由です。

そして「面倒臭い」は最高のチャンスを与えてくれる魔法の言葉。

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