アーティスト、個人事業主などブランディングには欠かせないロゴ。

家紋の変わりに着物にロゴを入れるというのが今、身近ではブームなんです☆

着物にロゴを入れてみた！〜時代布池田 Ikeda-Homme〜

普段着の着物にお洒落をプラスして、また自分が何をやっている人なのかを

背中から一目で語れるロゴを着物に描いてみませんか^^?

ロゴが無いという方でも、遊び感覚でデザインの相談から親身になって対応して頂けますよ♪

着物にロゴを入れてみた！〜時代布池田 Ikeda-Hommeとは？〜

今回のお話を下さったのは有名な着物コレクター

池田重子さんのお孫さん「足利ノブヤスさん」

現在目黒駅徒歩３分のアンティークショップ

「時代布と時代衣裳池田」さんで

着物のデザインや制作をされています。

過去には絵を描きながら海外を飛び回っていたり

彼のこれ迄の経歴もとっても面白い♪

普段はこんな作品を描いていらっしゃいます。

《着物や帯に友禅やアート》

    　

《海外でのスケッチ》

　　　

そんな技術と才能をお持ちの足利さん。

伝統的な側面とクリエイティブな発想の両方を取り入れ

普段はこんな風にモダンでアーティスティックな和洋折衷な衣服をまとっています。

なんとも斬新で格好良いですね！！

そんな足利さんが立ち上げた新ブランドが「時代布池田 Ikeda-Homme(Facebookページ)」

着物にロゴを入れるってどういう事？

着物にロゴは中々見た事が無いと思いますが、あえて従来の概念に例えるのなら

しゃれ紋を入れるというのが近いのかなと思います。

しゃれ紋とは文字の通りおしゃれ感覚で用いられる紋のことをいい、家紋をアレンジしたものから草花や自分の好きな模様をデザインしたり、選んだりして着物につけます。そのようなことから、紋の数や大きさにもきまりはなく、格の違いもありませんので装飾的な紋といえます。しゃれ紋として加賀紋、華紋、伊達紋、友禅紋とよばれるものがあり、染め紋と縫い紋があります。しゃれ紋をつけることでオリジナルの着物を作ることができます。(着物倶楽部さんより:引用)

フォーマルなシーンで使える訳ではないので、普段着に遊び感覚でシンプルから派手まで

大きさや位置も自由に、ロゴの場合は工夫しだいで色々できます◎

単色から、カラフルなものまで。また位置は背紋の位置がインパクトがありますが

その他の位置でも相談にのってもらえます。

作務衣の胸の位置でもオリジナリティが出て良いですね^^

着物にロゴを入れてみた！〜作業シーン公開〜

それでは実際に着物にどうやってロゴを入れていくのかを、ざっくりとレポートします。

着物にロゴ①デザインの相談

ロゴが無いという方はデザインの相談からOK

この機会に自分だけのオリジナルなロゴを

遊び感覚で作ってみませんか♪

私は今回持ち込みのロゴでオーダー◎

着物にロゴ②場所決め

ロゴが決まったら、今度は位置を相談します。

うーん。位置によって良いなと思う

大きさが違うので、結構迷いますね！！　

 

シワにならずにはっきりと見えてインパクトを与えたいとなると

やっぱり背紋の位置がしっくり来る。

という事で後は大きさと色を決めたら決定◎

着物にロゴ③ロゴを描き始める

まずは位置と大きさを決めて、

今回の私のロゴは円だったのでコンパスを使い

丁寧に土台の円から描いていきます。

その上から赤の部分が徐々に丁寧に塗られていきます。

赤い部分は下書きをしている訳でも

何かを写し取っている訳でもないので、目だけで判断して

正確に色づけしているというのが凄い！プロの技！

着物にロゴ④仕上げ

色塗りが完成したら後は乾く迄乾燥させて、その後当て布をしてアイロンをかけたら

完璧に定着するので完成です☆

加熱処理することで完全に定着する特殊な塗料を使っているので

クリーニングしても簡単には落ちません！！

着物にロゴ完成！！

じゃーん◎と最後こんな感じに仕上がりました！

一般的な背紋の位置に紋よりは大きく且つ、

赤が目を引くので大きすぎないサイズで。

シンプルな紺色のお着物だったので、

背中から見た時の印象が一気に変わります！

 そしてなんだか引き締まりますね！

 

あなたも着物にロゴを入れてみよう☆詳細はこちら

汚れやシミ隠しにも使える、着物ペイント☆

ロゴをはじめとするオリジナル柄を、お手持ちの着物に描き加えてみませんか？