マウンティング、大人の女のドロドロ事件簿が気になったので見ていたのですが
最終回でこんなにも今自分がやっている事と通ずるメッセージを受け取れた事に
今だ興奮冷め止まないので記事にします。
(最終回のネタバレ含みますので注意)
ファーストクラス2の内容に関して気になる方はリンクサイトをご覧頂ければと思うのですが
要はファッションブランド業界のお話です。
最終回、主人公のちなみが児童養護施設を訪れます。
そこには様々な個人や団体から寄付された洋服があり子供達が自由に選ばなかった物が裏の倉庫に保管されている。
子供が着ている服は手作り感あふれるものばかり、
倉庫に保管されているものは新品で一度も着られていない様なものばかり。
そう、子供は愛の籠った衣服を自然と選び
例え形が多少いびつであろうが少し汚れていようが
人の温もりを感じるものを求めていたのだ。
特に親御さんとは訳あって離れて暮らしている子供なだけに
愛にたいしてより敏感でより求めているのだと思った。
日本は豊かな国だ。毎年何万トンもの衣服が捨てられ一部は海外へ輸出されている。
古着を着る事、古着を活用する事はそれだけで社会貢献になる。
また、既に潤っている物を発展させ新しいものを生み出すのも経済の循環には必要だが
リユース、リメイク、リサイクルなど古い物を復活させたり直したり違う物へ変えたり
そうする事でも新しい雇用が生まれ経済の発展に繋がる。
同じものを繰り返し着る事で、気付けば今まで気に留めていなかったであろう衣服への愛情が芽生える。
そして作り手やその前に着ていた人の想い温もり愛情を感じた時自然と涙があふれる。
これは悲しいのではなく愛に癒される涙だ。
私にはお気に入りの1枚がある、家着で1枚、外出着で1枚、羽織で1枚。
正直これだけあれば満たされている。
ただ、これは私にとっての1枚で見ている人にとってアプローチするには様々な角度があった方が良いと思うので
色んな着こなしを提案しているがいずれその着物達が誰かの元へお嫁に行く事を願っている。
着物を着る事は愛を着る事で、着物を受け継ぐ事は愛を受け継ぐ事だな
と、自分の使命を改めて実感したのでした。
また、教育の中で食育と同じ感じで衣服に対する教育ももっと伝えて行くべきだなと感じた。
私も両親が離婚していて愛に飢えていたから尚更気付いたのかもね。
愛を着よう!愛を育み、愛を繋ごう!
白地の蚊絣の単衣を手に入れたことがあります。おばあさんの持っていた着物だということでした。男物単衣に花を描き足したもののようで、遺品だったかもしれないと思いました。本当なら家族が着て継ぐのがいいのでしょうが、私はこれをパンツスーツに仕立て直して、旅行などにも通年重宝しましたが、京都に着ていくと皆さんよく寄っていらしたものです。