田舎のローカルなお祭りって、正直ポスターもダサければ行ってみたところで
やっぱりこんなものかと、ガッカリ感満載なものが多いんですよね。
そんな中で、青森に住んでから初めて知った名川秋祭りをローカルな中でもオススメのお祭りとしてご紹介します。
(ごめんなさい、当初は記事を書く予定でなかったので写真少ないです。来年も行けたらリライトします。)
青森のローカルなお祭りで唯一オススメな「名川秋祭り」に行って来た。
ローカル祭りにありがちな、至って普通の名前の「名川秋祭り」
これだけだと何がオススメなのか全くもってわかりません。
ポスターとかも至って普通の、なんの変哲も無いフツーのローカルなお祭りです。
そもそもなぜ行くことになったのかと言うと、一度行った旦那からの
名川祭り猛烈アピールが凄かったからです。
「山車(だし)に人がぎゅうぎゅう詰めになって乗ってて凄いんだよ!!」
「普通金払って見るレベルの伝統芸能がタダで、しかも最前列で見れる!!」との事。
「なんのこっちゃ。」
とりあえず、百聞は一見に如かず。
行ってきた時の映像をYoutubeでまとめましたのでご覧ください。
「うん。映像でもイマイチ伝わらない。」
すみません。これは私の撮影技術のせいでもあります。
来年はもっと魅力的に撮れる様に頑張ります。
言葉でまとめると、このローカルな名川秋祭りがオススメな理由は3つあるんです。
青森のローカルなお祭りで唯一オススメな「名川秋祭り」の魅力その1「芸人すし詰め状態」
普通お祭りで披露される伝統芸能って優雅で余裕ある感じしませんか?
鳥に例えると白鳥みたいな優雅さがあると勝手に思っています。
なんですけど、名川秋祭りの山車には人がすし詰め状態で
「イナバ物置の100人乗っても大丈夫」状態です。
うん。この写真だとわからないwww
これは子供達が帰ってしまった時間の写真で子供がいるピークの時間帯は
この倍くらいの人数が大きさ同じのこの山車に乗っています。
これ人形じゃなくて人間ですからね。
田舎には満員電車なんてものは存在しませんが、名川の秋祭りでは満員山車が存在します。
ピーク時の山車は鳥に例えるならペンギンでしょうか。(勝手なイメージ)
青森のローカルなお祭りで唯一オススメな「名川秋祭り」の魅力その2「生演奏」
ローカルなお祭りのガッカリポイントって、今時カセットテープなの?って感じの
BGMで音が割れてヒドイものだったりするのですが名川秋祭りでは全てが生演奏です。
師匠っぽい人から若い人まで、演奏者も様々ですが奏者はほとんど場所を交代する事もなく
終始無表情でシュールな感じで通り過ぎていきます。
ただ、その生音を拡散しているのが年代物のスピーカーだったりするので
生音なはずなのにカセットテープBGM風に聞こえるポイントはご愛嬌w
和楽器のコンサートに行けば数千円かかるところをタダで聴けるなんてこれほどの贅沢はありません。
青森のローカルなお祭りで唯一オススメな「名川秋祭り」の魅力その3「好きな場所に座って鑑賞できる」
これが出来るのには3つの条件が必要ですが、名川秋祭りはその3つを兼ね備えています。
- そこまで混雑していない事
- 山車の方が動いてくれる事
- 縄張り意識がゆるい事
この黄金条件ゆえに、名川秋祭りでは自分でイスさえ持って行けばどこでも好きな場所で
鑑賞する出来ます。こんな感じで。
まあ、これ実際の正面は写真で言う右側なんですけどね。
細かく言うと、各家庭に門付けして回っているので本当の正面はお金を払った人の特権では
ありますが、それでも舞台のほぼ360度を公開しながら動いているのでそれもまた
様々な角度で楽しめるなんてこの名川祭りならではなのではと思います。
青森のローカルなお祭りで唯一オススメな「名川秋祭り」に行ってみよう!
この記事で魅力が伝わり切らなかった分実際に行って確かめて頂ける事を願います。
オススメは30歳を過ぎてから何だか昔ながらの物とか伝統芸能とかテレビの途中下車系、
番組の間に5分くらいでやっている地方紹介番組が気になり始めるお年頃の方にオススメです。
後は外国人のお友達とかいれば、確実に発狂すると思いますのでオススメです。
そんな名川秋祭りは青森県南部町の剣吉地区を主会場として9月の8,9,10日と
3日間開催されます。(毎年曜日関係なく同じ日程です。)
2017年の開催時間は下記ですが、雨天や毎年の時間は南部町HPにてご確認ください。
- 9月8日(金曜日)午後2時30分~午後9時
- 9月9日(土曜日)午後2時~午後9時
- 9月10日(日曜日)午後2時30分~午後9時
遅い時間は子供も帰ってしまうので、早めの時間に見るのがオススメです。
あ、後最後に遅いと売り切れる夏堀のから揚げもオススメですよー。