男性が女性化したり女性が男性化したり男女の垣根が薄くなってきた。
それは個人を見直され始めたという事に繋がりとても良い事だと感じています。
元々、何かを白黒はっきりつけたりYesかNOかだけに分けるなんて、
決断する時には必要だとは思うけれど、
同じ人が1人としていないこの世の中では何かの意見をはっきり分けるという事は無理だと思う。
それでも人は何かと分けたがる、
それは何故か。
どこかに属しているということで安心感が得られるからだ。
そして人数が多ければ多いほど、自分の味方が多くいる事で
肯定されている=正しいという気にもなる。
その一方でひとまとめにされて扱われるとそれはそれで嫌で、
だからその後その中で順序付け、ランキングをつけて差別化をはかる
そしてそこから漏れると集団の中で
いつの間にか自分1人いなくたって世界は回っているんだ
という考えにハマる
だれでも安心感を求めているし孤独は避けたい。
しかし人と比較すればいつまでもその戦いは終わらない。
「だから居場所を自分に持つ。」
着物の縦糸と帯の横糸が合わさったその時、
芯、軸が体の中心に合わさりすっと一本ここに入るのです。
着物が人々の生活だった時それが日常でした。
昔は戦で生きるか死ぬかの問題でした。
今は今で別の戦いがある。
仕事に遊びにプライベートに様々な場面で。
自分との戦いに勝つ必要があるんです。
そんな時着物は一心同体となってあなたを支えてくれるでしょう。
「だから今、着物なんです。」
それはたった1回でも、芯が一本通る着方をマスターできればわかります。